スタジオ・ポーキュパイン

世界の人々を全員 自然好きにしてしまうのだ!

アザハタ王と海底城 表紙

アザハタ王と海底城

屋久島の港から、少し沖へ行った海の底に、小さな自動車ぐらいの大きさのものがしずんでいるそうです。そこがアザハタ王のお城です。

アザハタは、赤い水玉もようの魚。このあたりでは、いちばん大きな魚です。

アザハタ王と海底城 5ページ

アザハタ王は、ただいばっているだけの王さまではありません。お城にくらす国民(小さな魚やエビやカニ、ヤドカリにウミウシにウツボなどなど)のために、お城のまわりを見回ったり、敵を追いはらったりと、いっしょうけんめいです。

そんなアザハタ王の日常を描きたくて、アザハタ王の一人称でおはなしを進めることにしました。胸をはって堂々と泳ぎまわるすがたで、はたらき者という愛すべきキャラクターを、「王さま」という言葉にこめることにしたのです。「えっへん!」「おっほん!」と、王さまらしいセリフを書くたびに、アザハタという魚がどんどん好きになりました。

読んでいる方にも、アザハタ王を好きになってもらえたら、うれしいです。

アザハタ王と海底城 19ページ

屋久島の水中写真家・高久至さんは、沖縄のアザハタ王のお城も見たことがあるそうです。そこでは、王さまがいなくなったとたん、国民はすがたを消し、1年もしないうちに、お城も砂にうもれてなくなってしまったそうです。

ぜひ、この絵本を開いて、アザハタ王の物語を読んでみてください。アザハタ王のすごさがわかりますよ。

やまあらしちゃんBOOK DATA

アザハタ王と海底城

アリス館2018年6月35ページ

写真高久 至

かんちくたかこ

デザイン椎名麻美

プリンティング・ディレクション髙栁 昇(株式会社東京印書館)

企画・構成・編集川嶋隆義・寒竹孝子(スタジオ・ポーキュパイン)

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